おはようございます、こんばんは、A-kumです。
前回のday1の北岳・間ノ岳に続きday2の記事です。
まさかの出会いもあり非常により山行になった完結編です。

■Day2
4:30
起床。
寝坊です。
ちょうど日の出時間なので、山小屋からも多くの人が出て、たたずんでいます。
良い雰囲気ですが、寝坊しており、お腹もすいてないのでとりあえず進むことにします。
4:50
北岳肩の小屋出発。
出発が50分遅れるもテント、寝袋などデポ出来たため身軽です。
サブザックで行くこともできますが、
雨具やチェストベルトの有無を考えたりすると、メインザックで行く方が良いです。
5:15
北岳山頂。
先行者がチラホラ。
朝なので、まだ歩くスピードは上げません。
朝焼けの稜線は、天空の縦走路をより美しく見せてくれます。
影北岳
朝日から作られる影がとても綺麗で、グッときます。
5:35
吊尾根分岐(八本歯のコルへの分岐1)
ガレた下りでちょっと気を使い疲れます。
6:00
分岐(八本歯のコルへの分岐2
マーキングを見落として、変なところに入り込んでしまいました。
危険ではないけど、気を付けよう。
6:20
北岳山荘。
北岳から降りるだけだったので、もう少しペース上がってるかと思いきや意外にもゆっくりでした。
そしてYouTuberのTAKKARさんに出会えました。
先行してる姿は見えていましたが、帽子、サングラスを外した姿を見て確信です。
お声がけしたらステッカーいただきました!
ありがとうございます、水筒に貼ってます!
北岳山荘のテント場に、同じテントが3張も並んでいたのでなんとなく撮影。
自分もだけど中華製テント、ネイチャーハイク率高し。
このテント場は風を受けやすそうなので、ちょっと臆しちゃうな。
6:50
中白根山
標識を見て心の中でひとこと。
「そうだよね、間ノ岳はもっと遠いよね」
7:50
間ノ岳登頂。
ガスが上がってきていたので、太陽の温かさがありません。
さらに雪渓からの吹上げられる風で体温が奪われるので10分程度で撤収です。
朝食はここかと考えていましたが、お腹も空いてないので、行動食でいきます。
ここからは時間との勝負。
ここまで全然スピードが上がらず、肩の小屋から間ノ岳まで完全にCT通りです。
急げ自分。
中白根山の山頂標には寄らず、巻道でどんどん進みます。
TAKAARさんと再び会い少し会話してから別れます。
なんとなく振り返るとTAKAARさんも振り返ってくれ、山越しに挨拶、手を振ってくれました。
なんだかとても嬉しいやり取りで、思わず笑顔になってしまいました。
9:10
北岳山荘。
帰路はここまでは順調。
チョコをひとかじりして再出発。
水の残量がまずい、200mlぐらいしかないぞ。
そして焦った気持ちでやらかしました。
北岳への登り返し途中で、マーキングを見落として、ザレてる道に入り込んでしまいました。
元の道に戻ろうと、やや大きめな岩や石を足がかり、手がかりにして這い上がります。
ザレザレだったので体重のかけ方次第では、滑落の危険もあったと肝を冷やしました。
(今振り返っても怖かった..)
10:20
登り返しの北岳。
計3度目です。
流石に写真は、、と思いながら何枚か撮り出発。
上部から肩の小屋、テント場を見下ろすと、自分のテントも無事ありました。
他のテントはほとんど撤収してました。
10:55
北岳肩の小屋。
「キタダケカタノコヤ」の手ぬぐいを買い、1000ml水を補給できてひと安心。
水分補給の粉を溶いて300mlを一気飲みして蘇りました。
天水は煮沸推奨ですので、ここは自己判断で。
11:00
テント場で撤収作業&朝昼ごはん。
フリーズドライのご飯に昨晩沸かした「元お湯」を入れて撤収作業を開始。
朝はフライシートがびしょ濡れでしたが、カラカラに乾いてます。
グラウンドシートはまだ少し濡れてるので、裏返して天日干し。
各荷物をぐいぐい突っ込み片づけます。
シュラフのバックに突っ込むのがどうにも時間がかかる。なんとかならんかな。
20分ぐらい経ってからフリーズドライのご飯をかっ込み、撤収作業を再開します。
日が照っているので、何をするにも汗だくですが、30分強で完了です。
11:40
テント場、出発です。
予定では10時出発だったので、時間的に1時間40分の遅れで、かなり遅れています。
急登の草すべりを登ってくる方々とのすれ違いには
「ゆっくりどうぞー」
なんて声かけながら、このタイミングで休憩です。
草すべりルートを1時間で下山しました。
12:45
白根御池小屋
天水なのか湧き水なのか心配しつつも、給水ポイントです。
350ml×2で下山までの水分とします。
ここからは完全に樹林帯で我慢どころです。
小走りに進み、膝にかなり負担がかかります。
13:50
広河原キャンプ場、広河原登山口通過。
白根御池から1時間ちょっとで下山です。
結果CTの半分で下山できました。
13:55
駆け込むように窓口でチケット購入して、広河原~芦安駐車場のバスに乗車です。
周りの方々が山行の振り返りをしているのを聞きながら眠ります。
ちょっと人恋しい感じです。
15:00
芦安駐車場に到着。
トイレ横に設置してある水道で、靴を軽く洗って撤収します。
そしてサンダルを家に忘れてた。
地味に不快だけど、普通のスニーカー履くしかない。。
18:00
帰宅。
道の込み具合もそこそこで安心しました。
振り返り
・サンダルあると帰りの車もテント場でも快適
・日焼け対策は耳が大事、腕は袖が最強
・ルートファインディング、岩のマークや足元よく考える
・車中泊、めちゃくちゃ蒸し暑い。自分の熱がすごい
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